設備の規模が大きくなると制御盤が複数に分かれることが多々あります。
今回は三菱のIQ-RとGOTを例に予め設定しておくと便利な
GOTの遠隔接続設定を紹介します。
下の例ではIQ-Rを搭載した制御盤が3面、それぞれ離れた個所に設置してあり
盤間インターロック用にCC-LINK IE-TSNが敷設してあります。
そして各CPU本体のEtherNetポートにGOTが接続しています。

では設定を説明していきます。
まず、CPU ユニットパラメータを開いて
各CPUのIPアドレスとネットワーク番号を設定します。
ここで注意したいのが
IPアドレスはローカルになるので同じIPを設定すれば良いですが、
ネットワーク番号は個別に設定する必要があります。

次に、CPUパラメータを開いて
盤間に敷設してあるCC-LINK IE-TSNからローカルのEtherNetへ
中継する設定を入れます。
中継局の欄にはCC-LINK IE-TSNのネットワークNo.と
各ユニットの局番をすべて入れます。
今回の例ではネットワークNo.11、局番は1~3です。

この異なるネットワークへ中継する為の設定をルーチングと呼びます
PLC側の設定は以上です。
次はGOT側の設定をします。
接続機器の設定を開き、先ほど設定したCPUの
IPアドレス、ネットワーク番号、局番を入れます。

最後にGOT EtherNet設定からGOT本体のIPアドレスを入力して完了です。

それでは実際に接続する際の通信設定を見ていきましょう。
通信タブから通信設定を選択し、GOTへの接続方法をシーケンサ経由に変更します。
接続イメージをUSB、RCPUと選び、
実際に接続したいGOTのネットワークNo.と局番を入力します。
これでどの制御盤に居ても、遠隔でGOTの修正が可能になります。

わざわざ制御盤まで移動せずとも変更できるので便利です

